主観

vol.112 - 2021.5.15

 

今月16日より石川県金沢市は、蔓延防止等重点措置が適用され、

飲食店は20:00までの時短営業を延長要請され、更には酒類の提供が終日出来なくなります。

 

私はコロナという長引く緊急災害において、大胆な対策を半強制することには賛成ですが、

この施策の効果は定量的に成果を上げているのか甚だ疑問を感じざるを得ません。

また、政府は強制した分、補償する責任と実施した結果の説明責任があると思いますが、

その両方ともかなり不十分だと思います。

 

緊急事態宣言であっても蔓延防止措置であっても、

多くのサービス業に従事するひとは苦労するわけです。

たとえば、
・飲食店の休業割合と感染者率
・テレワーク率と感染者率

などの相関を示すべきではないでしょうか。

そうしたエビデンスは、

石川県においては知事・首長はおろか県議や市議からも聞こえて来ません。

 

政治のトップリーダーの本気度とは、

スピード感を持って、

はっきりと自分の言葉で、この苦難を全員で乗り越えた先の見通しを具体的に語り、

国民や県民に勇気を与えることだと思います。

一致団結とは
トップリーダーの行動力に他ならないと思います。