コーヒー1杯でお客様を幸せにする。そんな奇跡の一杯を淹れることに集中するカンパーニュのバリスタ。 カンパーニュ クチーナ&バールのエスプレッソマシーンが見えるカウンターに座り、コーヒー豆の香りに包まれると不思議と気持ちが落ち着いてきます。優雅な手つきでエスプレッソを淹れるクチーナのバリスタ、大畠さんと松原さんに話をうかがいました。
Ⅰ笑顔を大切にしたサービス
一杯一杯に集中して
奇跡の一杯を今日一番の味で
大畠さんが仕事で大切にしていることはなんですか?
私はお客様の顔を必ず見て、笑顔になっていることを想像して抽出することを大切にしています。エスプレッソは上に浮かぶクレマという泡の層が香りや味を閉じ込めているので、一度淹れたエスプレッソのクレマを壊すことはできません。エスプレッソは唯一味見ができない飲み物なのです。気温、湿度、豆のエイジング具合で味も左右されるので、一杯一杯に集中して、目の前のお客様に奇跡の一杯を今日一番の味で、ご提供できるように努力しています。
人と人が接する時には
笑顔のパワーに勝るものは無い
松原さんが仕事で大切にしていることはなんですか?
「笑顔」です。このご時世でマスクをしての接客ですが、マスクをしていても伝わる笑顔を心がけています。どんなに時代が進んでも、人と人が接する時には笑顔のパワーに勝るものは無いからです。お客様から元気をもらえる事も多いので、自然と笑顔になれるというのもありますが、まずは自分から笑顔をお客様に届けていきます。
Ⅱお店のチームワーク
周りのスタッフの長所を引き出しつつ
自身も成長したい
松原さんが大切にしていることを聞かせてください。
チームワークというか、周りのスタッフの個性を大切にしています。人それぞれ得意不得意がありますが、自分には到底できない事をサラッとやってのけてくれたり、得意分野でどんどん力を発揮してくれるスタッフを見ると嬉しくなります。これがチームワークとなりより良いお店になってお客様に還元できると思うので、これからも周りのスタッフの長所を引き出しつつ自身も成長していきたいです。
Ⅲ自分だけの強み
絵は苦手でしたが
デザインカプチーノを作る工程が好きです
大畠さんの得意なことはありますか?
個人的にはデザインカプチーノを作る工程が一番好きです。絵を描くことは正直苦手の部類でした。何回も何回もイラストを描くことでこのキャラクターはどこが重要な要素なのかということに気がつきます。そのポイントを抑えながら描くことでそのキャラクターそっくりに描くことができます。実際に紙の上では描くのは下手くそですが、フォームミルクの上には上手く描けるようになりました。
Ⅳこれからの目標
バックグラウンドになる基礎知識を
身につけていきたいです
松原さんはコーヒーの勉強をされているのですか?
昨年JCQAコーヒーインストラクター3級を取得しました。豆の産地・品種、淹れ方など味わいのバックグラウンドになる基礎知識を学べ、勉強になりました。次は2級取得を目指します!知識を深めつつ、クチーナでお客様がくつろぐ1杯がより良くなるよう心を込めて提供します。
お客さまのコーヒーライフの
手助けになりたい
大畠さんのこれからの目標を聞かせてください。
お客様の中には、エスプレッソやカプチーノのみならず、珈琲の産地や、提供の仕方まで学びに来られる方が増えてきています。また、自宅でコーヒーを美味しく落とせて嬉しかったエピソードなどをとても楽しそうにお話しさせれる方もおられます。そんなお客様のコーヒーライフに少しでも手助けになればと思い、個人的にはコーヒーインストラクター2級を取得しました。今後もお客様の珈琲ライフに近づいた知識のあるバリスタを目指していきたいと思っています。