石川県のマンボウ緩和措置としての酒類販売が9月12日から始まって10日が経った。
都市圏では、特定の地域に限って言えば
東京も大阪も、じゃんじゃんアルコール販売している飲食店が沢山あって
お客さんで溢れている。
にもかかわらず新規感染者数は激減しているわけで、
いままで酒はダメ!って言ってた専門家は、
そのあたりに対してもっと踏み込んだ見解をすべきだと思う。
フランスでは8月から、
飲食店や公共交通機関を利用する際に、
ワクチン接種済み証明か72時間以内の陰性証明の提示が必要となる
「ワクチンパスポート(衛生パス)」が導入されている。
自民党総裁選に立候補している岸田文雄前政調会長が、
ワクチン接種証明を活用した観光業界支援策を提案したツイートを読んだけど、
フランスでワクチンパスポートが始まって、
ワクチン接種率が急上昇したという。
ワクチン打たないと不便になるという鞭ではなく、
内容的にはワクチン打つと得をするという飴の方向は日本的で良いと思う。
持病でワクチン未接種の人からすると
「ワクチン打ってない人に対する差別になる」と聞こえてきそうだけど
フランスの場合は、
ワクチンを打てない人の為にPCR検査で陰性なら、
72時間はワクチンパスポートとして使えるQRコードが貰える。
しかもPCR検査は処方箋のある人は10月以降も無料で受けられるとのこと。
持病など理由があってワクチンが打てない人には、
PCR検査の手段が確保されているわけだ。
なので、
ワクチンも打たないし、PCR検査もしたくない人が差別(?)されるなら自業自得だよね。。
という考え方がフランスなのだ。
そもそも、
感染対策なのだから「差別」という発想が過剰とも思えるなあ。