価値を磨く

vol.129 - 2021.12.29

正直に言うと

2021年も去年と変わらず、

というか去年以上に本当に大変な年でした。

 

経験したことのない静かな年明けから始まり、

繰り返される時短要請や酒類の販売停止と休業。

飲食店の存在が否定されているような時期が長く続いて、

押しつぶされそうになりました。

 

だけど、

振り返ると学んだ事が沢山あります。

 

最悪な時期から改めて学んだ事は、

他力じゃダメってことやメンタルをコントロールする考え方、

経験したこと全てが自分を後押ししてくれること。

 

自由主義経済って言われるけど、

理念を土台にして

自分にとって何が譲れないのかを明確にし、そこに誇りを持てるかですね。

 

また、

嬉しかったこともあります。

 

会社全体の地力が上がったこと。

スタッフ一人ひとりが自分で考えて踏み出し、

最大限のポテンシャルを発揮してくれたこと。

9月の中程からお客様が徐々に戻り始めて、

それぞれの店舗が年末まで集中力を切らさずに頑張ってくれました。

店舗にお客様が埋まり、

一人ひとりが楽しそうに過ごされている様子をみれるのが嬉しかった。

本部スタッフも、

毎日の労務管理以外に助成金手続きや協力金等、

煩雑な申請を迅速に対応してくれましたし、

製作チームも店舗から依頼されるイレギュラーなメニュー変更やデザイン修正など、

現場目線でしっかり受け止めてくれました。

新規雇用も動き出して、

今年は新卒の応募も複数あって、4名に内定を出すことが出来ました。

 

経営において自覚している大事な3つ

「判断力・リーダーシップ能力・実行力」

これらのことも再確認しました。

 

大切なのは「価値を磨く」こと。

それを提供できてはじめて、お客様からふさわしい祝福がいただけると思います。

 

対社員・対お客様・対社会に対する責任をもつということも強く感じた一年でした。

 

オミクロンや関連商品の価格高騰など

まだまだネガティブな要素も多いですが、

2022年こそはコロナに脅かされる生活に終止符をうって、

これまで苦しんできた2年間を取り返す一年になることを願ってやみません。

 

本年もお世話になりました。

来年もよろしくお願い申し上げます。

 

 

株式会社カンパーニュレストラングループ

代表取締役 堀 勝彦