ある会合で若い経営者のかたに
「企業経営で一番大事なことって何ですか?」と聞かれた。
よくよく振り返ってみて感じるのは ”ひとを育てる” ということ。
とくに今の時代は
ブランドや人的資本などの目に見えない「ソフト」がとても大事だと思う。
ひとへの育成(投資)というのは、実を結ぶかどうか不透明な部分もあるけど、
どんな状態になってほしいのか
どこが譲れないところで、大事にしているとこは何処なのかを
伝え続ける事が大切だと思います。
また、失敗することってとても大事で、
理屈や座学も大切だけど
実際の仕事の中で失敗したり、
小さな成功を積み重ねたりを繰り返すことをやらなきゃ身に付かないということ。
そうしてリアルな修羅場で悩んだり経験したりしてひとは強くなっていくし、
結果的に組織が成長し強くなっていくのだと思います。
それから
その組織にいるからこそ経験出来る事も沢山ある。
そういう経験という引き出しを沢山もっているひとの集団は、
自ずと魅力的な提案が出来るのだと思います。