今日キッチンスタッフのパスタ試験がありました。
彼女は若干緊張した面持ちで課題料理3品に向ってくれました。
その真剣な眼差しにこちらも背筋が伸びます。
最初の2皿は、
少し塩がたっていて作り直しもあったけど、
熱々感やパスタの湯で加減・盛り付けなど
何よりも一皿に凄く気持ちがこもっていて見事に合格!
料理って、
作り手の情熱や想いが良くも悪くもそのまま出るものです。
沢山の時間を費やして練習したのが感じれたし、
それをシェフも店長も全員で応援サポートしたのがよくわかりました。
これからも
自分の作る料理でお客さまが笑顔になってくれることをイメージしながら
仕事をしてほしい。
レストランはメーカーと同じ。
メニューを開発するときに
『なぜ、こういう商品を作るのか』
『どういうシーンで召し上がっていただきたいのか』
というところまで踏み込むことが大事ですね。
ロマンのある商品開発と原価や生産性のバランスをとりながら、
一方で筋肉質な収益構造を目指すことも大切です。
その上で、
自分達が提供している商品やサービスに自信を持てるスタッフの集合体でありたいですね。
それこそが結果的に世の中に貢献することになり
選ばれる店になるのだと改めて思いました。