年の瀬は、
新しい年に向けて明るく希望に満ちたマインドでありたいものですが
明るい気持ちになれたのはW杯とオリンピックぐらいなもので、
残念だけど世の中の風は、まだまだアゲンストですね。
戦争やカルト集団による力と心の支配
不安定な為替と利上げ
原材料費やエネルギーコストの高騰
最低賃金の上昇等、
ネガティブな要素はどれだけでも出てきます。
ただ
これらの情勢は、
うちの会社や個人が何とかできる事でもないわけで、
それらを受け止めた上でどう成長していくか、
なにを成長の”エンジン”として踏み出していくかをしっかり考えたい。
よくコロナ禍によって生活様式が変化して
ニューノーマルの時代になるとか言われているけど、
コロナ禍が引き金になって
変わらざるを得ない状況が明らかになっただけだと思う。
マクロ的にみると北陸の外食産業はひどいものだ。
類を見ないほどの閉店や廃業ラッシュで、
おまけに年明けからコロナ融資の元本返済が始まることもあって
なおさら雰囲気がわるい。
しかし、
負けてはいられない。
変化が激しく憂鬱な気持ちになる時こそ確認したい事がある。
それは、自社の「経営理念」だ。
「お客様に楽しんで頂くことが私達の喜びです」という
行動指針です。
現在、
そして今後起こるであろう課題に対して解決する為の計画を進めるときでも
その中心となる考え方や想いを軸に、課題解決をする事。
いわば理念の深掘りが大切だと強く思う。
クリスマス前の記録的な大雪をものともせずに
師走の各店舗は沢山のお客様にめぐまれ、
店長やシェフ・現場スタッフ、
本部スタッフもしっかりと頑張ってくれました。
来年は晴れやかな景色を一緒にみたいものです。
みなさん、
今年も一年ありがとうございました。
明くる年は、
紛争やコロナが終息して
世の中が穏やかで前向きな年となることを心から祈っています。
良いお年をお迎えください。
株式会社カンパーニュレストラングループ
代表取締役 堀 勝彦