プレゼンするということ

vol.198 - 2024.2.28

3月も目の前。

北陸応援割のスタートも3月16日に決まりました。

繁忙期に入る前に、「おすすめ」について再確認したいと思います。

 

レストランやカフェ・パテスリーで「オススメは何ですか?」

と聞かれること、よくありますね。

その時こそ自店舗のことを知ってもらうチャンスですね。

 

チャンスを活かす大事なポイントは

〇即答で、あります!と言う

〇5つのポイントを理解する

〇ポイントを組み合わせる

です。

 

お客様の目を見てはっきりと即答で「あります」と言います。

 

即答が大事です。

即答は「ツカミ」です。

お客様の目線や姿勢がグーッと自分に向かいます。

 

お好みはー?嫌いなものはー?

のような質問は無しでズバッと「あります」が良いですね。

 

「信頼できるかも」「聞いてみよう」と思ってもらいましょう。まずはそこから。

 

オススメのコツ(準備)は以下5つ。

※ちなみにオススメを全部頼まれなくて良い

※このスタッフはできると思って頂けるコツと捉える

 

①品 数

②人 気

③季 節

④カスタマイズ

⑤個人的な思い

 

①の品数を決めてから

②〜⑤を上手に組み合わせてオススメをするという手順が、

お客様を貴方に惹きつけるステージに変わります。

 

①品 数

「前菜からメインまで4品ほどオススメしますね」

 

「とりあえず前菜から2品オススメしますね」

 

と自分にもお客様にも区切りを。※長くなりすぎないように。

 

例)

①品 数

「はい、オススメあります!前菜からメインまで4品ほどご説明しますね」

 

②人 気

「看板メニューはこちらです。ご来店頂くお客様が必ずご注文するヒトサラです」

 

③季 節

「次は今が旬の◯◯が入荷しています。シンプルに◯◯の味わいや食感を楽しみながら

◯◯でアクセントを加えてます。」

 

④カスタマイズ

※お客様の人数をみて

「4名様ということで、メインはこちらのボリュームのある◯◯はいかがでしょうか。

味わいはもちろん、4名様でもしっかりと素材の良さを楽しむ事ができますよ。」

「こちらは通常2ピースですが、4ピースでお出しできますよ!」

「ビール、スパークリングワインがお好きそうなので旨辛い◯◯が良いです。」

※ドリンク注文に合わせた提案が刺さる。

 

⑤個人的な思い

「色々ご説明しましたが、私の一押しは◯◯なんです。先日の試食で食べたのですがすごく美味しいですよ」

「◯◯が人気なんですが、私的には◯◯も好きです。」

※親近感やリアリティが大切

 

ちなみに⑤は最後に言うか①〜④の後にセットで言うと好感度高いですね。

※⑤が強いとお客様目線が無さすぎて響かない

 

 

それから

「オススメ」はもちろん「商品を売る」と云うことにおいて重要なのが、

必ずしもお客様が注文しなくても良いという点。

このサービスマン(お店)は

様々な角度から私達にオススメをしてくれている。そうお客様に思って頂くことが大事。

 

その日の食事はもちろん、

その次の食事を貴方に託したい。と思ってくれる筈です。

 

取り繕って、<点>でオススメするのではなく

様々な嗜好に対してアプローチをかけ、今と未来が繋がるよう<線>を創りましょう。

 

 

注意点

※早口にならないで

※お客様の温度をみて

※鏡で練習(これ大事)