先日、
金融機関の担当と話したときのこと。
「ブランドを創る上で大事にしている事は何ですか?」
先の見えない時代だからこそ
責めることと、守ることを明確にする。
デジタル時代だからこそ、
変えるべきことと変えないことがあると思います。
攻めるというと例えば、
シェフが「お客様の顔を見たい」と思うこと。
喜んでもらえているか?
食べるスピードはどれくらいか?
お酒をどのくらい召し上がるのか?
普段は忙しくキッチンで采配しているシェフが
お客様に近づいてみる事。
そうすると
直接的にお客様の「感情」に触れる事が出来ます。
「感情」は人の行動や意思決定の基になるし、
エモーショナルな要素は
コミュニケーションや
私達の表現したいことにとって
とても重要ですね。
エモーショナルな繋がりを意識したい。
料理やケーキ・接客サービスは、
お客様に届いてこそ完結されます。
届いたときの
お客様の「感情」をリアルにイメージする事が私達の使命です。
人を育む。
ひとの価値観を育てること。
それこそが、
ブランドの構築になっていくのだと思います。
写真は、
CAMPAGNEcucina&bar山田シェフの冬のスペシャリテで、
甲箱蟹をふんだんに使ったリッチでエモいパスタ。
12月からのリコメンドメニューです。