
先週、関西に視察勉強に行ってきました。
大坂駅周辺はここ10年ほどで本当に凄まじい勢いで変貌していて、
そういう意味からも時代のトレンドが見て取れます。
最新の商業ビルを中心に丁度ランチの時間帯をめがけてみて回り、
事前に調べておいたレストラン数店に入店しました。
店のデザインやメイン商品など、
工夫を凝らした店舗が並んでいますが、人気(ニーズ)の濃淡がもうイタイほどハッキリしていて。
長蛇の列をつけてる店の隣の店がほぼノーゲストだったりして、
結果的に店側の自己満足になっているリアルを感じる事も勉強になります。
関西地区では有名なレストランの新店舗に入店。
生ビールはマシーンで全自動、
料理はビックリするほど美味しくない。「試食してます??」って思うほど。
突っ込みどころ満載。
でも100席ほどが満席。
これでいいのかな。
いや、これでいいのか。
イイワケナイデス。
うちのグループではこれはダメ。
提供する商品は美味しくないといけません。
これで業績上がっても何の意味もないです。
カウンターに並んだiPadオーダーシステムは今時目新しくもないけど、
なるほどそーゆー事かとも思いました。
確信したのは、
美味しいと優しいと人が温かいを譲らない、
我々が良しとする店を妥協しないという事。
夕方から快速電車で神戸へ。
やっぱり神戸はいい。街の佇まいが素敵。
食文化も成熟していて人が温かい。
角うちワインショップを視察して、評価の高いレストランを2軒ハシゴしました。
商品のメリハリや特徴的な客席レイアウトなど見習うべき点が沢山ありましたが、
どちらもお客様視点の熱量が圧倒的ですね。
日経新聞の2025年外食トレンドには、
「繁盛店」と「非繁盛店」の二極化が起きるとありました。
今回のインプットで改めて気づいたのは、
「繫盛店には必ず丁寧で親しみやすい接客力がある。」
ここが大事です。